離婚データから見る時代の流れ

昭和50年から平成15年までの離婚件数と、離婚率の推移データをご紹介します。

離婚率の推移データ

かつて日本の離婚率・離婚件数は、他の先進諸国と比べて低いと言われていました。と言うのも「一度契った相手と、何があっても一生添い遂げる」という結婚観が一般的だったからです。一見美談のように思えますが、その裏には不幸な結婚生活に多大なストレスを抱える人々が多くいたことも事実です。

昭和50年代に入ると離婚率・離婚件数が急上昇しました。この頃から「結婚していることが不幸につながるのであれば、離婚を選択するのは当然」といった考え方が徐々に浸透していったのです。昭和58年に離婚率・離婚件数はいったんピークを記録しました。このタイミングに合わせたかのように、テレビドラマでは「金曜日の妻たちへ」などの「不倫もの」が大流行。ドラマの成功は離婚率・離婚件数の上昇に伴っていたと考えられます。

推移データをご紹介

平成に入ってからも離婚率・離婚件数は上昇する一方です。平成8年には英国ダイアナ妃・チャールズ王太子の不倫騒動の果ての離婚が大々的に報道され、平成9年には映画・ドラマ「失楽園」が大ヒット、平成15年にはドラマ「熟年離婚」なども大ヒットしています。浮気・不倫・離婚をテーマに扱った事件・作品に人々の耳目が集まるということは、受け取る側が潜在的にそれに興味がある、または望んでいるからに他なりません。

こういった浮気・不倫・離婚をテーマにした作品について、道徳的に望ましくないといった意見が上ることも多いようです。ですが「離婚」という選択肢が世間に示されたという意味では、必ずしも否定すべきではないでしょう。配偶者の浮気に苦しめられている人が多数いて、その苦痛が離婚によって解消・改善されるのであれば、離婚を選ぶことは決して間違ったことではありません。

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